漬匠 昇谷について
漬匠 昇谷のキムチ誕生秘話
漬匠 昇谷の創業者、志村武保は、若い頃から山梨で宝石を扱う観光業を営んでいました。ある日、武保は観光業界で知り合った韓国人の友人に、手づくりの白菜キムチを貰いました。1990年代のその頃、日本ではまだ珍しかったキムチのその味に感動し、魅了された彼は、山梨で育てた野菜を使った、美味しいキムチを販売する観光施設を創りたい!そう思い立ちました。この頃武保は50歳。決して若くはない歳でしたが、キムチの虜になってしまった彼の情熱は、すさまじい勢いで燃え続け、キムチの研究に寝る間も惜しんで取り組みました。
同時に地元農家の人々に力を借り、キムチの為の野菜作りが始まりました。こうして、つけものセンター昇谷(現・漬匠 昇谷)がオープンしたのです。創業当時、キムチの工場見学が出来る珍しい施設として話題となりました。また、本場の特徴を守りながら、日本人の味覚に合うよう試行錯誤を繰り返し、研究の末出来上がった漬匠 昇谷のキムチ第一号『薬膳白菜キムチ』は、その美味しさが口コミで評判となり、店は連日観光バスやマイカーのお客様で賑わうようになりました。